自称:小説家 翔子の日常

こちらは、執筆家としての日々の悩みと、投稿完了の報告を綴っていくブログです

読書感想文:「寝台特急「日本海」殺人事件」 西村京太郎

  

お久しぶりでございます。

 

約二か月ぶりとなってしまいました、読書感想文。

 

少しでも、このブログを読んでこの小説を「読みたい」と思って下されたら幸いでございます……。

 

では、初めて参りましょう。

 

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青森から大阪まで。日本海沿いをひた走る寝台特急で専務車掌が絞殺された。

事件の鍵を握るのは五年前に車中で出産した若い女性。その足跡を辿ると、

男女が続けて不審な死を遂げていることが判明。

おまけに当人らしき女性は越前岬から投身自殺したという。

強烈な謎とサスペンス、十津川の推理が冴えわたる!

(表紙の後ろに記載のあらすじより引用)

 

ご存知、十津川警部シリーズ」の小説です。

 

今度もまた引き込まれてしまいました。少々読むのに、3日も掛かってしまいましたが、とても面白く読ませて頂きました。

 

寝台特急というなんとも令和の時代には余り定着の無い話題ですが、とても魅力的でもあります。何時間も掛け、見知らぬ人達と共に夜を過ごす長旅。

私も新型コロナが無ければ、寝台列車に乗ってへ向かう予定でした。

時が経てば飛行機ではなく、寝台列車に乗り込んで見ようかなと考えています。

 

 

あらすじの通り、専務車掌が殺されてしまうのですが、寝台特急はただのきっかけに過ぎません。3回寝台特急が小説内に登場しただけで、やはり、飛行機だったりヘリだったりボートが出て来たりと矛盾過ぎました。 

タイトルに相応しくないストーリーを並べ立てられ拍子抜けしてしまいました。

 

やはり、大手であるアガサ・クリスティ女史オリエント急行殺人事件の様な展開が

一番相応しいのではないでしょうか……。まさに密室。ノンストップの急行列車に残された犯人……。ありきたり過ぎますか。

 

まぁどうぞ、浅はかな考えを持つ私をお笑いください。

 

寝台特急日本海」殺人事件」は西村京太郎 88作品目、1985年に発表された小説です。それ以前にもそれ以降にも寝台特急を題材にした作品を多く世に出して来られました。きっと、寝台特急の社内を舞台にした話も中にはあるかもしれません。ですが、十津川警部シリーズはトラベルシリーズです。

 

一体いくら掛かってるんだ!ってツッコみたくなる様な移動頻度(笑)

凄まじいってくらいですよ!

 

これからは、戯言と捉えてください。

 

個人情報漏洩 

みんな個人情報、横流ししすぎww 

いくら舞台が昭和でも簡単に人に教えすぎでしょ。相手が警察でもさ?そんなベラベラ喋られちゃうようなものなの?← 多分私馬鹿ですww

情報提供義務があるんですものねww

 

作者の独特な言い回し

それから、毎度毎度、西村京太郎の独特な言い回し苦手だわぁってなるww

 

行方不明の女性のマンションを3度も訪れ、「隈なく探している」んですが、最後の方でやっと、いままで出て来なかった物が突然現れてそれに注目しだすんですけど、

「いやいや、どうして先に気付かなかったん?!」って思いますし、文の無駄ですし、展開も無駄でした。

 

これが、ベストセラーかぁって疑いたくなりましたね。

 

まぁ、現実にベストセラーですし、でなければ100作以上出さないでしょう。

 

あ、あくまで個人の考えなので、お許しください。

 

しがない「自称:小説家」をやらせて頂いております。

 

勿論当方に直接誹謗中傷をするつもりもありません。時間の無駄ですからね(笑)

 

また次回も西村京太郎の作品を読んで行きますので、読んだら読書感想文載せたいと思います!!

 

「嫌よ嫌よも好きのうち」と言いますものね(笑)←使い方違うww