皆さま、お元気でしょうか?
先日、実家の島に帰省しまして母が所持している小説を借りて来ました。
主にミステリー小説が大半を占めますが、西村京太郎氏の小説を読んで行くにつれ、犯人が明らかになる瞬間のスッキリする感覚が忘れられなくて、どんどんハマって行きます。
本日は、ドラマシリーズでもおなじみの「浅見光彦シリーズ」を執筆された内田康夫氏の「浅見光彦殺人事件」です!
なんて衝撃的なタイトル……。
とりあえず、あらすじを……。
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詩織の母はいまわの際に「トランプの本」と言い残して病死。
そして、詩織の父・大輔も出張先の広島で「トランプの本」を見つけたという
ダイイング・メッセージを残して非業の死を遂げた。さらに大輔の部下、野木も
また 九州・柳川から「面白い物を見つけた」という葉書を詩織あてに書いた直後に
失踪。途方にくれる詩織がたよれるものはもはや浅見光彦しかいない。
ところが、その浅見にも死の影が…。
傑作長編ミステリー。
(表紙の後ろに記載のあらすじより引用)
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表紙カバーの折り返し部分に、こう記されていました……
【著者からのお願い】
「この本は「浅見光彦シリーズ」を三冊以上お読みになった方以外はお買いにならないでください」
面白いお願いですね。笑ってはいけませんがww
個人的に「浅見光彦シリーズ」を読んだことがないので私は的確な読者と言えるでしょう。
読んだ感想としては、
「は?」
ですwww
逆に「は?」って思われることでしょう。
これ以上書いては、ネタバレになり兼ねないので書きませんが、読み進めていく内に疑惑と疑問が生まれ、読み返す頻度が高まります。
あらすじにもある通り「トランプの本」が最大のキーになります。
ダイヤのクイーンが描かれた「トランプの本」が欲しくなりました。
この小説は、「裏切られた」気持ちと「なぜ?」という気持ちが生じ、最後まで読んでスッキリします。
しかし、もう一度確認したい箇所があるので、きっと再び読み返すと思います。
皆様も是非、手に取ってみてはいかがでしょうか?