自称:小説家 翔子の日常

こちらは、執筆家としての日々の悩みと、投稿完了の報告を綴っていくブログです

読書感想文:「浅見光彦殺人事件」内田康夫

 

皆さま、お元気でしょうか?

 

先日、実家の島に帰省しまして母が所持している小説を借りて来ました。

主にミステリー小説が大半を占めますが、西村京太郎氏の小説を読んで行くにつれ、犯人が明らかになる瞬間のスッキリする感覚が忘れられなくて、どんどんハマって行きます。

 

本日は、ドラマシリーズでもおなじみの「浅見光彦シリーズ」を執筆された内田康夫氏の「浅見光彦殺人事件」です!

なんて衝撃的なタイトル……。

 

とりあえず、あらすじを……。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 詩織の母はいまわの際に「トランプの本」と言い残して病死。

 そして、詩織の父・大輔も出張先の広島で「トランプの本」を見つけたという

 ダイイング・メッセージを残して非業の死を遂げた。さらに大輔の部下、野木も

 また 九州・柳川から「面白い物を見つけた」という葉書を詩織あてに書いた直後に

 失踪。途方にくれる詩織がたよれるものはもはや浅見光彦しかいない。

 ところが、その浅見にも死の影が…。

 傑作長編ミステリー。

(表紙の後ろに記載のあらすじより引用)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

表紙カバーの折り返し部分に、こう記されていました……

【著者からのお願い】

「この本は「浅見光彦シリーズ」を三冊以上お読みになった方以外はお買いにならないでください」

 

面白いお願いですね。笑ってはいけませんがww

個人的に「浅見光彦シリーズ」を読んだことがないので私は的確な読者と言えるでしょう。

 

読んだ感想としては、

 

「は?」

 

ですwww

 

逆に「は?」って思われることでしょう。

これ以上書いては、ネタバレになり兼ねないので書きませんが、読み進めていく内に疑惑と疑問が生まれ、読み返す頻度が高まります。

あらすじにもある通り「トランプの本」が最大のキーになります。

 

ダイヤのクイーンが描かれた「トランプの本」が欲しくなりました。

 

この小説は、「裏切られた」気持ちと「なぜ?」という気持ちが生じ、最後まで読んでスッキリします。

 

しかし、もう一度確認したい箇所があるので、きっと再び読み返すと思います。

 

皆様も是非、手に取ってみてはいかがでしょうか?