自称:小説家 翔子の日常

こちらは、執筆家としての日々の悩みと、投稿完了の報告を綴っていくブログです

『館シリーズ』綾辻行人

 

みなさん、こんにちは!お元気にされてますか?

 

日本では現在、感染爆発しているようで緊急事態宣言が9月12日までという事で、また自粛生活になるでしょうね。

 

自粛と言えば、おうち時間!おうち時間は本を読もう!という事で!←どういうこと?

 

小説を紹介したいと思います!

 

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2か月ほど前、実家へ帰省した際、母の本棚から執筆用の教材として小説を借りて来ました!

その本棚の中で特に気になったのが、タイトルにもある通り、綾辻行人氏の館シリーズです

 

母が勧める作品を借りたので、読み進めようと思います!

 

その前に、このブログを読んで頂いている読者様に向けてと、自分用のメモとして館シリーズの全貌を紹介したいと思います。

 

(尚、下記のあらすじ等はWikipedia講談社文庫.comからの引用です)


館シリーズ』の概要

 寺の三男坊(のちに推理作家)の素人探偵・島田潔(しまだきよし)が、今は亡き建築家・中村青司(なかむらせいじ)が建築に関わった建物に魅せられ、その奇怪な館に訪ねていく。すると、そこでは決まって凄惨な殺人事件が起こり、島田はその事件を解決すべく奔走し、犯人のトリックを暴いていく。

 「秘密の抜け道」「隠し部屋」という本格ミステリの禁じ手をあえて用いるなど、単なる謎解きだけではない、幻想怪奇趣味満載の、綾辻行人特有の世界観、そして叙述トリックを駆使したストーリーによる終盤での大胆などんでん返しが特徴である。

 

館シリーズは全部で9作品あります。

十角館の殺人

水車館の殺人

迷路館の殺人

人形館の殺人

時計館の殺人

黒猫館の殺人

暗黒館の殺人

びっくり館の殺人

・奇面館の殺人

 

伝説の建築家・中村青司が各地で建てた

風変わりな「館」で、次々と不可解な惨劇が……。

謎とサスペンス、意外な結末を存分に楽しめる

現代本格ミステリの金字塔

 

 

 

十角館の殺人

孤島・角島(つのじま)で大学ミステリ研の7人を襲う恐怖

十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける!

 

 

水車館の殺人

嵐の夜の悪夢 消えたあの男はどこにいる?

仮面の当主と孤独な美少女が住まう異形の館、水車館。1年前の嵐の夜を悪夢に変えた不可解な惨劇が、今年も繰り返されるのか?密室から消失した男の謎、そして幻想画家・藤沼一成の遺作「幻影群像」を巡る恐るべき秘密とは…!?本格ミステリ復権を高らかに謳った館シリーズ第2弾。

 

 

 
密室と化した地下迷宮で繰り広げられる連続 ”見立て殺人”!
奇妙奇天烈な地下の館、迷路館。招かれた4人の作家たちは莫大な ”賞金” をかけて、この館を舞台にした推理小説の競作を始めるが、それは恐るべき連続殺人劇の開幕でもあった!周到な企みと徹底的な遊び心でミステリファンを驚喜させたシリーズ第3作。
 
 
 
妖しき人形たちが見守るものは何?
打ち砕かれる ”世界” の音を聴け。
父が飛龍想一に遺した京都の屋敷──顔のないマネキン人形が邸内各所に佇む「人形館」。街では残忍な通り魔殺人が続発し、想一自身にも姿なき脅迫者の影が迫る。彼は旧友・島田潔に助けを求めるが、破局への秒読みはすでに始まっていた!?
シリーズ中、ひときわ異形を放つ第4の『館』
 
 
 
 

時計館の殺人

大手出版社・稀譚社(きたんしゃ)の新米編集者である江南孝明(かわみなみ たかあき)は、友人であり駆け出しの推理作家でもある鹿谷門実(ししや かどみ)を訪ねる。そこでは彼は担当している超常現象を取り扱うオカルト雑誌『CHAOS』の取材のため、2人と因縁のある中村青司の建築した通称「時計館」に行くことを伝える。その館には10年前に死亡した少女の霊が出るという。江南はその霊について取材するため、3日間泊まり込みで霊との交信を行うこととなった。『CHAOS』の副編集長、稀譚社のカメラマン、霊能者、W**大学の超常現象研究会のメンバーらとチームを組み、彼らは「時計館」を訪れる。しかしそこで凄惨な殺人事件が幕を開ける。

 
 
 
 
驚天動地の大技、炸裂!全編に張り巡らされた伏線の妙──。
大いなる謎を秘めた館、黒猫館。火災で重傷を負い、記憶を失った老人・鮎田冬馬(あゆたとうま)の奇妙な依頼を受け、推理作家・鹿谷門実江南孝明は、東京から札幌、そして阿寒へと向かう。深い森の中に建つその館で待ち受ける、”世界” が揺らぐような真実とは!?
シリーズ屈指の大仕掛けを、読者(あなた)は見破ることができるか?
 
 
 
 
熊本県の山深くに、外界から隔絶された湖の小島に建つ浦登(うらど)家の人々が住まう漆黒の館、暗黒館。大学生、中也(ちゅうや)は当主の息子・玄児(げんじ)に招かれる。そこで「ダリアの日」と呼ばれる奇妙な宴に参加するが、そこから殺人事件が続発していく。謎を迫っていくうち、ダリアの宴の真実、恐るべき浦登家の秘密が明かされる…。館シリーズ一の長大な作品。
 
 
 
 
すべての世代の ”童心” に贈る謎と驚きのおもちゃ箱!
あやしい噂が囁かれるお屋敷町の洋館、その名もびっくり館。館に住む少年と友だちになった三知也たちは、少年の祖父が演じる異様な腹話術劇におののくが……クリスマスの夜、ついに勃発する密室の惨劇!悪夢の果てに待ち受ける戦慄の真相とは!?ミステリーランド発、館シリーズ第8弾。
 
 
 
 
奇面館の殺人
1993年3月末、推理作家の鹿谷門実は、以前出会った自分に容姿の似た作家・日向京助(ひゅうが きょうすけ)からの呼び出しを受け、4月3日から富豪・影山逸史(かげやま いつし)の別荘で開かれる1泊2日の集まりに自分の身代わりとして出席してほしいと依頼される。

会場となる別荘・奇面館を中村青司が手掛けたことを知った鹿谷はその依頼を承諾し、東京都下の僻地にある奇面館へと向かう。
奇面館での集まりには、館の主人である影山逸史と同じ年齢や類似した生年月日といった共通項を持った人物が6人招待されていたが、影山が人の表情と向き合うことに恐怖心を抱いているという理由から、自室以外では秘書やメイドたちは能面で、招待客は頭全体を覆う特別な仮面で顔を隠すようにというルールが設けられていた。
 

季節外れの大雪という不安材料を抱えながらも奇面館での1日目は何事もなく終わるが、翌朝に影山と見られる頭部と両手の指が欠けた死体が発見され、しかも招待客たちが睡眠薬で眠らされている間に仮面を被らされ、鍵を掛けられて外せなくなっていることが判明する。

 

大雪によって孤立した奇面館の中で、頭部と指の欠けた死体は本当に影山なのか、仮面によって素顔を晒せなくなった招待客の誰かと入れ替わったりはしていないかという疑念を抱えながら鹿谷たちは事件の謎に挑むこととなる。

 

 

面白そうですよね?

まだ1冊しか読んでいませんが、ものすごく集中して、先、もっとその先!って気になるのであっという間に読み終えちゃいます!!

綾辻氏の作風の特徴としては、禁忌と言われているという「読者だまし」ですww

言い方あれですね。要は叙述トリックをふんだんに組み込まれたストーリーなのです!

最後の大どんでん返しが、スッキリもするし胸糞悪かったり……。

とにかく、面白いです!

 

 

 
母から勧められたのは、
の5作品です。
いつか、個人的にも、全シリーズを集めたいと思います!!
みなさんも、気になった方がいましたら、是非揃えてみてはいかがですか?

 

昨日『水車館の殺人』を読了したので、毎度毎度の読書感想文を明日投稿したいと思います!お楽しみにしていてください!

 

では、また更新します!