みなさん、こんにちは!こんばんは!
如何お過ごしでしょうか。
最近は、Netflixの韓国ドラマにハマってしまい、小説執筆と読書がおろそかになってしまっています(汗)
なので、韓国ドラマは昼食と夕食時に観るように心掛けています。1時間10分ほどなのでね、その時間は休憩・休息ということにして、それ以外は読書か執筆に力を注ぐことに決めました。
さて、以下、本題に入ります。
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2022年3月3日午後。「十津川警部」が活躍するトラベルミステリーなどで人気を集めました推理作家・西村京太郎氏が、肝臓がんのため91歳で逝去されました。
ネット記事によりますと、昨年末から体調を崩し、入院されていたそうです。
京太郎氏は、1974年ごろから肝臓障害で療養生活を送り、その後87年に腎結石で緊急入院。96年1月に脳梗塞で倒れ入院され、左半身の一部が不自由になられたそうで、とても苦しい思いをしながらも多くの作品を書き上げました。
今回読んだのは、その西村京太郎氏が書いた、
「南九州殺人迷路」
です。
290作品目の作品で、1999年10月25日、中央公論新社から刊行されました。
私の手元にある版は、2002年12月 中公文庫から刊行された文庫本を読みました。
あらすじ行きます:
桜島行きのフェリーの上で、鹿児島選出の代議士秘書が刺殺された。十津川警部
の部下・西本の見合い相手、木下ゆかりに容疑がかかる。ゆかりは見合いの翌日に
「全部嘘です」というメモを残したまま、失踪していた。そして西本に「ゆかりに
欺されるな」と忠告した男が、指宿で殺害される。西本の報告を受け捜査に乗り出す
十津川だが、まもなく東京でも殺人が!
南九州と東京を結ぶ、恐るべき陰謀の正体とは!?
(裏表紙に記載されたあらすじから引用)
今回で、家にある西村京太郎氏の小説は読み終えました。
正直、お亡くなりになられているので酷いことは遺族の方々に申し訳ないので言えないですが、多くの小説を読んできて、まず第一、読みづらく感じたのです。私はそれを密かに、【西村節】と呼んでいました。
良き小説に出会う前までは面白く読ませていただきましたし、読み終えた先ほども、とってもテンポよく進む展開には圧倒とハラハラ感がありました。しかしですが、拙すぎる文に筆舌しがたいです。
以前にもこの「読書感想文」で辛辣に近いようなことを述べた事と思います。
その件につきましては本件も含めて謝罪させてください。
大変申し訳ございませんでした。
ちょうど二年前のこちら ↓ の記事でも述べましたが、全体的な感想は全く変わりません。
そして、こちらも……。
本当、怖いもの知らずというか……。まあ今でもその性格は変わりませんが、正直レビューしすぎですよね。
今回読んで改めて感じた事を恐れもなく補足します。
やけに犯人の心情が分かっている十津川警部の謎さ。
誰彼構わず疑いに掛かりすぎている所。
です……。本当すみません。
謝るなら書くな。と仰る方もいると思いますし、その通りだと思います。
ですが、この記事を書いている途中に見つけたYahoo記事を読んで思ったのですが、「西村京太郎氏は、書いている間に結末を決めている」ようです。
今では、プロットで最初から最後までを案出しをし、書いてる途中で臨機応変に展開を繋げていく。というのが主流ですが、なるほど、物語が終盤に差し掛かると読んでいる私自身も興奮してきて息が荒くなったのはそのためなんだと感じます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9684ebc91e935f5c5d4d80f4d9268cc42ee0fd6a
記事で紹介されている作品は、「十津川警部シリーズ」ではありませんが、まあ大まかに言えば西村京太郎氏の書き方の ”クセ” というものであり、それを世に出して、皆に読み親しまれたことで、長年続くスペシャルドラマシリーズが出来上がったんだなと感じます。
書き方、句読点の付け方、展開の謎さはさておき、「面白ければいい」というのがおよそ、西村京太郎氏の目指す所だったのかもしれませんね。
しかし、お亡くなりになられたうえは、「十津川警部シリーズ」は完結を見ずに終了したということになるのでしょうか。それとも、弟子か誰かが引き継いだりするものなのでしょうか? 私はそこの所、詳しくないので存じませんが。
Wikiによれば、山村紅葉さんのお母さま、山村美紗氏が急逝された後、未完だった『在原業平殺人事件』と『龍野武者行列殺人事件』の2作品を西村京太郎氏が脱稿を引き受けられたとのこと。
なので、可能性は無きにしも非ずなのではないでしょうか。
では、ここまでと致します。
あ、小説の内容ですが、あらすじの通りです(雑っ!)。それ以下でもそれ以上でもありません。ただ、終盤の展開が面白かったです!
誠にズケズケ、物を言い過ぎてしまい、大変申し訳ございませんでした。
どうぞ、安らかに。