大変ご無沙汰しております!!
約4か月ぶりになるでしょうか? 皆様、お元気にしておりますか?
私はとても元気です。
久しぶりに読書をしましたので、読書感想文を残したいと思います。
今回ご紹介するのは、
シドニィ・シェルダンの「明け方の夢」です。
正直なところ、前回読んだ「ゲームの達人」と「血族」よりは面白味が欠けた気がします……序盤から個人的な感想で申し訳ないですけど。
では、ひとまずあらすじに参りましょう。今回も巻末や表紙裏に記載が無かったので、オリジナルあらすじで紹介します。どうぞ、
修道院に救われた記憶喪失の娘は、己の出自が何なのか分からず苦しめられていた。
唯一の手がかりは、毎晩うなされる悪夢とそれによって呼び起こされる僅かな記憶
である。幸い、名前までは思い出せたのだが、なぜ自分はボートに乗って湖に
沈んでしまったのか、修道院長に訊ねてもとぼけるばかり。
キャサリンはただただ、記憶が蘇ることを祈ることしかなかった。
その後しばらく、コンスタンティン・デミリスという、世界一、二を争う
大富豪がキャサリンに援助を申し出て来た。デミリスは経済界の怪物として、
彼の存在を知らぬ者は世界中にいない。彼の援助を受けながら、キャサリンは
ロンドンにある彼の会社で働くことになり、デミリスの庇護を受けながら彼女は
人生を充実させようと努力して行った。
しかし、その裏ではデミリスの醜い理由があることを、キャサリンは知る由も
無かったのだった。
……簡単なあらすじで申し訳ありません。
ちなみにですが、ここのあらすじだけでは終わらないのがシドニィ・シェルダンでございます。
上記よりも登場人物は多いですし、出来事も満載です。
感想としましては、キャサリンが主人公らしからぬ存在感と言いましょうか……少し抜けた”お嬢さん”というのが印象です。読み手によっては若干「ウザく」なると思います。
そして、デミリスの幼稚さといいましょうか。自分が奈落の底に落とされるのを恐れている所がなかなか自信無さげで、とても好きになれません。(まぁ、今作のヒール役ですので、好きになる必要はないのですが)
”やたらに願うな。本当に叶ってしまうぞ” ── ある哲人の言葉である。
この言葉に私は胸を打たれました。本当に叶って欲しいものですよ、出来ることならばね。
次もシドニィ・シェルダンになるかと思います。現在読み進めていますので。しかし、投稿はまだ先になるかなって思います。
まぁ、気長に読んでくだされば嬉しいです。
10月らしからぬ寒さになっているとのこと。皆様、体調には十分注意してお過ごし下さいませ。では、また次の機会に。