自称:小説家 翔子の日常

こちらは、執筆家としての日々の悩みと、投稿完了の報告を綴っていくブログです

読書感想文:「聖女の救済」東野圭吾

5月に入りました。皆様、如何お過ごしでしょうか?

 

日本はGWでしょうか? お休みの方はごゆっくり、または楽しんでくださいね。

お仕事の方もお疲れ様です! 

 

天気は例年よりは暑くないのでしょうか? iPhoneの天気予報を見ましたら、過ごしやすい天気だそうで、羨ましい限りです。

それでもご体調には十分お気を付けくださいね。

 

突然ですが、「大奥~牡丹の綻び~」および改訂が終わりました。

 

今年1月13日に修正加筆のため一括非公開にし、約3ヶ月掛けて4月20日に完成しました。正直な所、大変でした。ほんっとに稚拙過ぎて恥ずかしいほどです。それでも読んで頂いた方々には感謝しかありません!

 

完成後すぐに公開したい気持ちをぐっと抑え、3日掛けて推敲をし、再公開へ持ち込むことが出来ました。

 

書き始めてから約3年。他サイトで「如何わしすぎる」と言われて(R18設定にしたにも関わらず)運営側から非公開のレッテルを貼られてからはアルファポリス様一本で進めて行きました。

私の中でも愛着のある登場人物と突飛な設定に手前味噌ながら感心しています。

 

少しでも多くの方々に読んで頂きたいので、リンクを貼らせていただきます。

興味があれば、ぜひ!

 

www.alphapolis.co.jp

 

では、本題に入ります。

 

昨年11月に日本で購入しておりました、東野圭吾氏の「聖女の救済」を先ほど読み終えました! 少しバタバタとしておりましたね……ようやくです。

 

「聖女の救済」ガリレオシリーズ第5弾にして2作目の長編作品です。

2022年4月5日の第19刷文春文庫にて刊行された文庫本が手元にあります。

 

ひとまず、あらすじをどうぞ:

 

 資産家の男が自宅で毒殺された。

 毒物混入方法は不明、男から一方的に離婚を切り出されていた妻には鉄壁の

 アリバイがあった。難航する捜査のさなか、草薙刑事が美貌の妻に魅かれている

 ことを察した内海刑事は、独断でガリレオこと湯川学に協力を依頼するが……。

 驚愕のトリックで世界を揺るがせた、東野ミステリー屈指の傑作!

                (裏表紙に記載されたあらすじから引用)

 

私個人的な感想を述べさせていただきますと、

 

「酷い男だなぁ!!」

 

……これに尽きます。

 

妻を子供を産む道具としか考えていない男なんて、この世にいるのか!?って思ってしまいますね。

しかも自慢げに、「俺の方は(子供を作るのに)問題ない」と言うのだから呆れたものです。多分、この男、生まれる時代を間違えた気がします。

昭和や大正、もしくは江戸時代のお殿様の方が向いていると私は思いますね(?)

 

子供って、夫婦お互い協力してつくることだと思いますし、【授かりもの】で奇跡な事なんですよ。

そんな奇跡で尊い事を一方的に妻に、女性に押し付ける。そんな偉そうな男性は道徳と言うものを学び直した方がいいなと私は思いますね。

こういうことを言ってしまうと、フェミニスト!」と言われかねないので控えますね。すみません。

 

男を殺害したトリックが目を見張るものです。

「この犯罪は現実的にありえるのか?」と言わしめる方法でして、犯人の執念深さを感じます。詳しくは書けないので各々でご確認くださいませ。

 

こちらの原作は、2013年にフジテレビのドラマ「ガリレオ シーズン2」でドラマ化されました。

ただ、ドラマと原作とでは設定は多少……いや、多中違う感じがありました。

多くは省きますが、

 

トリック

犯人

ガリレオが推理をする

タペストリ

 

という他意外全く異なっていました。

他の方も仰っていましたが、設定の改変に違和感を憤りを感じました。まぁそれが原作アリのドラマ化作品の運命なのは分かっているんですけどね?

被害者の名前、主演女優の名前と同じだったので、そういう点はちょっとクスっとしましたが(笑)

 

私はドラマの方を先に観ていたので、「なんて執念深いの!?」と驚愕して、今でも鮮明に覚えています。

ゲスト女優さんの美しさと言ったら……。原作読んでいてもその方をリンクさせてしまいました。原作の方がちょっと威圧感がありましたけど……。

 

2022年9月16日に最新映画が公開されていましたね!

その時、「まだ続くんだ!」と感動したものです。三度、ドラマしてくれないか期待です。

 

 

今後の予定としましては、シドニィ・シェルダンを読みたいなと思っています。

せっかく母から譲り受けたわけですし、何せゲーム達人血族が面白かったので!

 

その他にも、「紫式部ひとり語り」という、まるで紫式部ご本人が書いたかのような小説を池袋ジュンク堂書店さんで発見したのでそれも着々と読んで行きたいなと思います。

読書感想文に残すかどうかは不明ですが、一応読み終えたら書いておきましょうかね。

 

では、これにて!